勉強方法

大手塾か通信教育か

中学受験塾選び

塾の校舎ごとの違い

普通、中学受験はみんな塾に行ってます。うちの周りは数は少ないのですが、中学受験するご家庭はもれなく塾に行っていました。
一応、うちも塾に行くべきかは結構検討してみましたので、中学受験塾のことは十分研究していました。

たしかにS塾は上位校には強いといわれていますが、自分の子供が通ったからといって、必ず上位校に行けるわけではありません。
また、校舎ごとにも特色があります。都心は華々しい実績の校舎もありますが、ちょっと郊外に行くと、全然様子が変わってきます。
同じ塾でも、たくさんあるそれぞれの校舎で、様々なレベルの学校に、どの程度合格しているのかというのは、全く違うのです。
最近はググると校舎ごとの合格者も出るようになりましたので、気になる方はよく見てみるといいと思います。

よく、「どこどこの校舎の先生が別の校舎に行ったから実績が下がった」など、いろんな憶測も飛びますが、たぶん関係ないと私は感じていました。
その時に在籍している生徒さん達の実力だって、年ごとにばらつきがありますから、一概に言えないと思うのです。

大手の塾でも、優秀層は、その塾に通っているから優秀なのか?ということですが、やはり、通ったうえで、どのくらい本人が勉強できるかが勝負です。
成績を上げ、上位校のレベルに到達させるのは塾ではなく、家庭学習の部分だな、と感じていました。

塾に行くメリット

では、塾って何のために行くのだろうか、と思ってよく調べて考えてみました。
塾に行く最大のメリットは何か、当時は明確な答えは出なかったのですが、今ははっきりと分かります。

それは、同じレベルの子たちで切磋琢磨できる、競争相手がいるということだと思います。

そうすると、あいつはこの学校を受ける、こいつはこの学校を受ける、ということが分かってきて、自分の立ち位置や勝負できるレベルが体感できます。
これは大きなメリットです。
親が意識していようがいまいが、これが中学受験塾に通う一番の効果なんだと思います。
もう少し細かいレベルでいうと、この問題はこのくらいの時間で解いているんだとか、このレベルの問題はみんな解けるんだ(あるいは解けないんだ)などなど、みんなのできる問題、できなきゃいけない問題、できなくてもいい問題、解くスピードというのが体感で分かってくるんだと思うのです。

そうすると、大学受験予備校などは、いわゆるカリスマ教師みたいなのがいますが、中学受験塾で先生の存在があまり出てこないのもうなずけます。
先生の良し悪しよりも、同じレベルで競争する環境で、伸びる子たちは、いわばスポーツのように競争しながら勉強して、結果的に伸びていったのだと感じます。

さて、我が家の近所には、たまたま大手3大塾S・Y・Nがないだけで、それ以外の中堅塾はいくつかありました。
が、しかし、さすが受験非過熱地域。
人数も少なく、実績も目覚ましいものがあるわけではありません。
いざ上位校を目指そうと考えていた我が家にとって、塾最大のメリットである超優秀なみんなと切磋琢磨することができなさそうです。

このあたりから、塾なしで中学受験ができないか、検討し始めました。

塾に行かない場合の勉強法

大手塾に行かないとなると、選択肢は限られます。

  • 親が参考書と問題集を使って教える親塾
  • 通信教育
  • 家庭教師
  • 個別指導塾

といった感じでしょうか。

まず、親塾はあまりにもハードルが高すぎました。今ならできますが、当時はまったく経験ゼロ、知識ゼロですから。
塾のカリキュラムも調べればわかりますが、それに合わせて問題集を取捨選択するのは、まだ受験の知識の浅かった私にとっても難しい、というか無理です。

また、個別指導塾も近所にはあるのは学校の勉強の補助が中心となっている塾ばかりで、中学受験には向いていません。

そうすると、自然と選択肢は通信教育と家庭教師に絞られます。

中学受験の通信教育

通信教育で中学受験に対応しているのは、現在もZ会と進研ゼミくらいしかありませんね。
もうそれは、基本、みんな塾ですから。
しかも通信教育の受講者も本当に少ないものです。
基本的にガチで通信教育だけで上位校を狙うのはかなりマイナーな存在でした。

ただ、ちょうど我が家では、2年生のころから家庭学習用にZ会をとっていたこともあり、とりあえず、通信教育で受験をスタートするか、ということにしました。
何しろ、始めてみないと分からないことだらけです。
しかも、納得できない塾に行って、もやもやしたまますごすのも、もったいない。
さらに通信教育は費用面でも経済的ですしね。

そんな感じで4年生の夏にZ会を中学受験コースに変更して受験勉強をスタートすることにしました。
スタートしてみて、厳しそうなら家庭教師も考えよう、とみんなで決めていました。

やはり家庭学習でやるにはペースメーカーが必要ですし、うちは特に共働きなので、毎日学校から帰ってきてから細かく指示を出すことはできません。
そんなうちにとって、結果的にZ会は合っていました。
細かいことですが、カレンダーに何をいつやるか、シールを張りながらスケジュール管理ができるのもよかったですね。

4年生でZ会を始めたころの勉強状況

Z会は、翌月分が、前の月の20日ころに届きます。
私は息子のカレンダーにその日にやるべき教科の単元をシールで貼って1か月分のスケジュールを完成させておきました。

息子は、家に帰ってきたらカレンダーを見て、その日にやるべき教科の決まった単元を勉強し、終われば自由時間としていました。
私は帰ってきてから丸付けをして、時間があればその日に解説をします。
時間が取れなければその分の解説を週末にまわしたりして、一週間ごとに、すべて解説済みの状態にしていきました。

4教科あるとそれなりの分量になります。
でも、4年生のころは内容も全く難しくなく、まだ中学受験初心者の私でさえも、解答を見ないで解説できたのがよかった。
いやいや、平和でしたね。このころは。

ただ、だんだん慣れてくると、これで足りるのだろうか、と心配になりました。
なにしろ、過去問と差が大きすぎると思ったのです。
いったいいつ、過去問のレベルまで行くんだ?このままではどっかで急坂になってしまうのではないか。

それにやたらと時間も余りました。
こんなに勉強しない時間があってもいいのか、と心配になるくらい。

でも、結果論になりますが、4年生なんて、そんなものでいいのだと思います。
これは、のちのちお願いした家庭教師の先生も同感で、4年生のうちから飛ばしすぎるのはお勧めではありません。
4年生の段階からビシビシ詰め込みすぎては、3年間もの長い勉強生活、とても続けるのは難しいですよ。

なので、4年生はちょっとゆるめで十分なんだと思えます。今になってみると特にそう思うのです。

ただ、あまりにもぼーっと過ごしてはまずいかなと思い、4年生で抑えるべきことは何だ、と調べてみたのですが、あちこちに書かれていたのが、計算と漢字。
なるほど、これは確かにうなずけます。
5年生でバリバリと特殊算を解き始める前に、計算問題をしっかりとできるようにしておく。
一朝一夕ではなかなか身につかない漢字は、どんどん先取りしても覚えてしまうというのは確かに有効です。
というわけで、このあたりはちょっとプラスして勉強することにしてみました。