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中学受験のブログは乱読がいい

塾の合格体験記

さて、中学受験をはじめるとなると、必ず調べるのは合格者体験記ですよね。実際に成功したお子さんのノウハウをいただきたいのは皆同じ。

中学受験塾にはたくさんの経験談を記載したパンフレットなどがあふれていますよね。ネットでも「〇〇中学合格のH.Nさんの体験記」などと書かれた文章がいっぱい出てきます。でも、実はあれは全部広告です。先生や塾への感謝などが簡潔に書かれているだけなのでまるで参考にはなりません。お気づきの方も多いでしょうが。

私が知りたかったのは、みんなどういうところでつまずいて、どういうところでへこたれて、どういうタイミングで立ち直って、毎日の勉強はどんな感じでやっていたのか、4年生の最初は何をどのようにどの程度やっていたのか・・・などなど、もっと具体的な生々しい経験談です。

でもそういう話って結局公式のパンフレットやHPでは絶対出てきません。そりゃそうですよね、ガチで書いたら2万字では収まりませんからね。しかも全く収益に結びつかない。結局塾からは生々しい体験記は引き出せません。

中学受験とネットの情報

そこで頼りになったのはネットの情報でした。

今の親御さんの世代だと、まだ「ネットは嘘か本当かよく分からない」「そんなあやしいものを信じて子供の将来を決められない」「やっぱり塾の先生に聞かないと」とか考えている人はいるかもしれませんね。

でも皆さん、塾の説明会なんかに行って「最近の傾向」なんかを1時間くらい聞かされて、「これって、役に立つんだろうか?」と疑問に思ったりしたことってありませんか?

実は、ネットの方が塾の先生よりもよっぽど役立つ生の情報にあふれています。私は中学受験のブログが一番参考になりました。この記事読んでいるあなたが正解です。今はグーグルの検索自体もユーザ体験を重視すると言われている時代ですからね。ネット上に転がっている体験談を活用しない手はありません。

私は最初は全くの無知でしたし、塾に行かない以上、他に方法がなかったので必死にネットで中学受験について調べていました。調べながら、よくよく考えるとブログが一番いいんじゃないかと思い、ブログをたくさん読み始めました。これは結構な秀作がいくつかありました。

ブログって、やっぱり書こうと思うとそれなりに体力も時間も使います。なので一人の親御さんががんばって情報発信しているブログって塾の集客用のHPよりもよっぽど、ためになります。

実際いっぱい見ていくと、日々の子供の行動に対する感想やら励ましやら愚痴やらを書いているものが多いんですけど、たくさんのブログの中から、自分の必要としていることを書いているブログを見つけていきました。個人的には「何を、どうやってこなして、その結果どうなった?」という情報をいっぱい書いているブログを見つけて、我が家にあてはめられることをどんどん試していった感じですね。

きっと皆さんも中学受験ブログ村は訪れたことがあると思います。

私も、そりゃあもう、たくさんのブログを読み漁りました。いろんな情報を得させてもらいましたよ。塾に行かずに上位校に合格している子供さんがいることや、最上位クラス以外の学校の良さとか、勉強方法とか、本当にいろいろ参考にさせてもらいました。

私がブログを読み漁っていたときはちょうど下剋上で有名な〇井〇一氏のブログが大ブレーク中でした。今は研究所としてアメブロでさらに大活躍されていますが、個人的には当時のブログは面白く拝見させていただいてました。

塾の説明会なんかに行っても結局ディープな情報はありません。統計的な話ばっかりです。鮮度の高い生の情報はネットで調べるのが一番です。

中学受験で本当に役立つ情報とは?

塾には「情報」が集まっているから塾に行かないと受験は難しい、とも言われます。じゃあ、その「情報」って何?というと、別に過去問とか学校のデータじゃないはず。そんなのは誰でも調べればわかるわけです。

そこでいう「情報」って、結局は、いろんな子供の勉強、課題、克服、失敗のパターンが、先生たちの頭ン中に蓄積されている状態だと思んですよ。

ありきたりの例でいえば、比の計算がどうしても理解できない5年生にどういう指導をしたら分かるようになったとか、よくできた6年生がスランプになったときにどのような対応をしたら改善して復活した、とか。そういう個々の先生たちの経験の集大成ってやっぱりすごいんだと思います。ここでいう「情報」ってそういうことなんでしょうね。

でも、そういう蓄積ってすっごい興味津々なんですけど、なかなか大手の塾だと先生たちから引き出すタイミングは限られてしまいますよね。個別に相談しないと親のところまではなかなか出てきません。こういう各先生の経験の蓄積って、いつも気軽に電話したり、メールしたりして引き出せるわけではないです。

おまけに先生の異動もありますからずっと同じ先生が見てくれるとも限らない。塾に行くメリットってそういう「情報」ではないような気がします。

ところで、下剋上の〇井氏はたくさんの受験相談に乗って、たくさんのお子さんの指導をしている。しかもいろいろ課題を抱えた生徒さんをたくさん指導している。そうすると、課題の克服というテーマがしっかり見えて、その後の状況、その合否の結果まで把握しているようですから、塾と同じ、いやそれ以上の中学受験の「情報」を持っているといえるんでしょうね。

じゃあ、普通の親はどうしたらそうした「情報」を得られるかというと、ブログ乱読が一番だと思います。ブログって、いざ書こうと思うと結構大変です。そう、だから私も最初立ち上げてから、仕事が忙しくなってしばらく放置したり、記事のリライトを繰り返したり、なかなか進みません(-_-;)

書いている人はそりゃ労力と時間をかけて魂込めないと、なかなかできないんですよ。

ブログ乱読のススメ

ブログってその人の個性が強いので、自分に合ったノウハウや情報を得ようと思ったら、1つ2つ読んだだけじゃあ、多分だめですね。10や20くらい読みふけらないといけません。それはイコール10人20人の指導をしたこととおんなじですからね。これはとっても価値があるのだと思います。

どんなにママ友を駆使しても10人や20人の体験談を聞くことなんてできませんから、これはネットの情報の大きなメリットなんです。これを使わない手はありませんよ。もちろん、自分にとって参考になるブログを見つけるのも大事です。

でも、お気に入りのブログ1つだけ固執して読んでる、ていうのは中学受験の親としてはお勧めできません。なぜならいろんな家庭があり、いろんなお子さんや親御さんがいるんですから合格までの方法なんてみんな違います。なので、乱読がいいんです。

乱読をしていると、なにができるようになるかというと、先が読めるようになるわけです。いろんな状況になった時に、どういう対応をしたらよいか、分かるようになってくる。反面教師的なブログもありますが、それらをひっくるめて、何しろたくさん読んでみるとためになると思いますよ。

そのうえで、たくさんの疑似体験を得たら、自分のところに取り入れられることはどんどん実行すればいいだけです。たくさん情報を仕入れてちょっと考えて即実行。反応がいまいちだったら、プラン変更して即実行と、どんどん親が動くのがいいと思うんです。

ちなみに「大手進学塾に行かない共働きの中学受験」というブログは結構参考にさせてもらいました。もう、ブログは閉鎖してしまったようですが、この場を借りて御礼申し上げます。結局このブログ、書籍化されてましたね。やっぱりなあという感じです。

そんなわけで、このブログもサクサクと読み飛ばしていただければ幸いです。